ハザマ薬局の大きな特徴の一つに、薬局パートナーという職種の存在があります。ハザマ薬局の薬局パートナーも、もともとは一般的な調剤事務職でした。しかし、「薬剤師がもっと薬剤師としての力を発揮する」ために、事務職ができる業務領域を少しずつ広げてきたのです。そう、“補助”する存在から“協働”する存在、文字通り薬剤師の《パートナー》です。
この考え方に随する薬局も増えてきており、当社はそういった他薬局さまへのコンサルティングも事業として行っています。
また、厚生労働省もこの取り組みに注目。2019年4月には「調剤業務のあり方について」の通知を公示、これはとてもインパクトのあるもので、全国で非薬剤師の活用を推進することになりました。

各店舗の平均年齢はおよそ35歳。20～30代の若手が中心となり、どの店舗も若々しく明るい雰囲気です。だからといって、ベテランスタッフとの距離があるわけではありません。学ぶことや身につけないといけないことが多いのが医療の仕事。むしろ、他の仕事よりも近い距離でさまざまなことを教わったり、相談する姿が多く見られます。また、薬剤師とパートナー間でも連携がとれており、お互いが信頼し合うことで効率的に仕事が進んでいます。
研修や自主勉強では知ることのできないことに触れる機会が多いのは、若手スタッフにとってまたとない環境です。

「在宅特化型薬局」と聞くと、薬局内での業務だけでなく、訪問先での仕事があったり、スタッフ一人ひとりの工夫やアイデアが必要だったり、他薬局に勤務するよりも拘束時間が長くなりそうと思われるかもしれません。でも、ご安心ください。仕事の進め方や業務の割り振りなど、これまで試行錯誤を重ねてきたので、あらゆる場面で効率化がはかられています。
だから、自分の趣味や興味のあることに没頭する時間もしっかりとれます。また、結婚や出産育児を経て復帰したスタッフも、多数在籍。働きやすさには自信あり、です。

患者さまが今何を望んでいるのかを理解し、それに対してどう動けばいいのか考え、行動に移すのは、患者さまに日々接している薬剤師やパートナーです。ですから、本社が決めたことを現場に押し付けるのではなく、現場のアイデアやチャレンジを大切にしています。
たとえば、いろんな課題に向けて現場スタッフが自主的に立ち上げるプロジェクト。「OTC販売強化」「キャリアプラン」「新卒採用チーム」「学術委員会」「症例検討会」などのテーマごとに、各店舗からメンバーが定期的に集まり職種や年齢などに関係なく、意見交換や勉強会を行っています。※今はオンラインでの打合せがメインです。