大学を卒業してからしばらく、“置き薬”の営業をしていました。しかし、もっと患者さまに近い距離で、患者さま一人ひとりのことを理解して仕事をしたい、そう思って転職を決意。そこで出会ったのが、ハザマ薬局です。
店舗で処方箋に応じた薬をお出しするだけでなく、施設やご自宅などに、医師や薬剤師が訪問する。そんなことをやっている薬局があるなんて知りませんでしたが、高齢化が進む社会でこれからますます需要が高まることを確信しました。

私たちの仕事をひとことで言うと、薬剤師のアシスタント。でも、みなさんが想像する、調剤薬局の受付で見たことのある姿とは、大きく違うと思います。
薬剤師の指示を受けて、薬を準備したりカルテを作成したりといった業務だけでなく、施設や患者さまのご自宅に伺い、そこで目にした耳にしたあらゆる情報を薬剤師に報告・連絡・相談し、連携して患者さまを支えています。
私はいま、もう一人のパートナーと一緒に二人で、2施設の約80人の入居者さまを担当しています。1週間のうち3日程度、どちらかの施設を訪問しています。

仕事をしていて、うれしいことややりがいを感じる瞬間はたくさんあります。例えば、入力業務や書類作成などのスピードが上がり、患者さまとのコミュニケーションに使う時間が増えることも、その一つ。患者さまとの接する中で身につく知識もたくさんあります。また、そういうことが積み重なって、外来の患者さまが私を指名してくれたりなんてことも。
訪問する施設のスタッフの方にも名前を憶えていただき、パートナーの私を頼ってお電話などいただけると、もっともっと頑張ろうと思えます。

当社が在宅療養支援に加えて力をいれていることに、ＯＴＣの販売強化が挙げられます。
現在、医師の診察や病院での治療を必要としていない方の役にも立ちたい。ドラッグストアや他の薬局ではなく、ハザマ薬局に来ていただきたい。
前職時代に取得した登録販売者の資格と、患者さまと接することで身に着けた知識を活かして、その思いを実現することがいまの目標です。
外来患者さま、在宅での支援が必要な方、そしてＯＴＣを求められる方、そのすべての方々に役に立てる存在になりたいですね。

私たちは、常に薬剤師や医師や施設のスタッフと関わって仕事を進めます。もちろんパートナー同士の連携は言うまでもありません。
そう、チームワークが何よりも大切なのです。「私の仕事はここからここまで」という考え方ではうまくいきません。ですから、ここではお互いを思いやる気持ちや、しっかりとコミュニケーションをとることを、みんながとても大切にしています。これは、私が勤務する新千里西町店だけではなく、すべての店舗で徹底されています。働き心地の良さは、私が保証します！